フランダースの犬の舞台、アントワープ聖母大聖堂

フランダースの犬の舞台、アントワープ聖母大聖堂

フランダースの犬の舞台として日本で有名になったアントワープ聖母大聖堂。

今日はそんな聖母大聖堂について写真と一緒にご紹介!

フランダースの犬の背景についても別の記事でまとめていますので、行く前に是非読んでみてください♡
関連記事:アントワープに行く前に知っておきたい!フランダースの犬の背景

アントワープ聖母大聖堂

アントワープの公用語であるオランダ語ではOnze-Lieve-Vrouwekathedraalと表記されています。

大聖堂の鐘楼は世界遺産にも登録され、ベルギーを代表する大聖堂。

1352年、ベルギーで最大のゴシック様式の教会になる大聖堂の建築がスタートしました。
完成したのは1521年。
なんと約170年もの歳月をかけての完成です。

しかし、当初はもう一塔の建築が予定されていましたが、1533年大火災が発生し、資金もなく断念。
そして時は過ぎ1794年、ナポレオン戦争の時代にフランス革命軍が大聖堂を略奪。
フランス政府は大聖堂を破壊しようと一撃します。
関連記事:歴史を知れば見方も変わる!?ベルギーの歴史やナポレオン戦争との関わり

しかし崩壊には至らず、大聖堂は回復し、1816年にはルーベンスの大作も戻り1965年から1993年の間に、完全な修復が行われました。

聖母大聖堂の見どころ

①内装

大聖堂はオランダ地域含め最大級。
最大2万5千人もの人を収容できるそうです。

北塔高さ123m、内装全長118m、柱の数は142本、 窓は128面もあるそう。

外見だけでもものすごい迫力ですが、中に入ると高い天井、太くそびえ立つ柱の数、そして窓ガラスから差し込む光の美しさに圧倒されます。

ここで一点気になることが。
ブリュッセルにあるノートルダムサブロン教会もそうですが、多くの教会は美しいステンドグラスに覆われていますが、ここには沢山の窓ガラスがある代わりに、一部にしかステンドグラスが使われていません。

キリスト教徒では天国へ行けるものが勝者とされており、そもそも教会は【神のいる場所】つまり【天国】です。
天国は光が多く差し込む場所。
曇りが多いこの地区では、カラフルなステンドグラスで教会内が暗くなるのを防ぎ、あえて透明の窓ガラスが使用されているのです。

そのおかげか教会内はとっても明るく、異世界、まさに天にいるかのような気分にさせてくれます。

②パイプオルガン

中央奥にいちするのパイプオルガン。
写真で伝わるでしょうか、相当な大きさです。
広角レンズでも後ろに下がらないと全体が写しきれないほど高くそびえるオルガンに私も息をのみました。

なんとこのオルガン、5770本ものパイプが使われているそう。
一度でいいから音色を聞いてみたいものです、、。

③ルーベンスの絵

フランダースの犬の舞台として訪れたならば、ほとんどの方がネロと同じようにルーベンスの大作を見たいという願いから訪れるのではないでしょうか。

ここには何点ものルーベンスの絵が掲げられており、【キリストの降架】と【キリスト昇架】、まさにネロが死ぬ間際にやっと見ることのできた絵画が飾られています。

【キリストの昇架】

【キリストの降架】

フランダースの犬の話の中では、当時カーテンがかかっており、見るためには銀貨を支払わなければならなかった絵。

そしてもう一つ忘れてはいけないのが、中央の天井の絵。

アニメではこの絵の中から天使が現れ、ネロとパトラッシュを迎えに降りてきます。
こちらはルーベンスではなく、コルネリウス・シュヒュットという画家によって作成されたもの。

訪れた際には上を見上げることを忘れずに。
感動のシーンが蘇る瞬間です。

④貴族の棺桶

教会内奥に、地下へ降りる狭い階段があります。
とっても小さく、誰も行こうとしないので暗いので入るには少し勇気が要りましたが、、
恐る恐る降りていくとじめっとした空気が。

進むとそこにはレンガで作られた棺桶が。
ルーベンスを始めとする貴族たちが埋葬されたとされています。

なかなか見ることができないものです。
勇気を出して地下へ進んでみてください。

⑤北塔の鐘

外観から見える北棟には、なんと49もの鐘があるそう。
最も重い鐘カロルスは6,434キロもあるそうです。
私が行ったとき運よく鐘が鳴っていましたが、その響きは何とも言えない美しさ。
町全体に響き渡る壮厳な響きです。

鐘は毎時ごとに鳴らされているそうなので、聞くチャンスは大いにありそうです。

 

⑥ネロとパトラッシュの記念碑

大聖堂前には地面を毛布に見立て、ネロとパトラッシュが横たわる記念碑があります。
以前はフランダースの犬について書かれた石の記念碑だったものが、2017年にこちらのモニュメントに変わりました。

つい最近のことですが、今では観光客に人気の写真スポットになっています。

 

いかがでしたでしょうか?
聖母大聖堂を見て回るだけでも一日経ってしまいそうなくらいの見ごたえです。
特にルーベンスの絵はやはり実物を見ていただきたい。

そして重みある美しい鐘の音色も聞くことができれば、忘れられない美しい旅の思い出になること間違いなしです♡

聖母大聖堂(Onze-Lieve-Vrouwekathedraal)
住所:Groenplaats 21, 2000 Antwerpen
営業:月~金10:00-17:00/土10:00-15:00/日、祝13:00-16:00
入館料:一般6€/学生、60歳以上4€/12歳以下無料
公式サイト:https://www.mkaweb.be/site/english/050.html


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