ベルギーの洗濯事情 洗濯機と洗濯洗剤のあれこれ

ベルギーの洗濯事情 洗濯機と洗濯洗剤のあれこれ

ベルギーの洗濯事情

ヨーロッパは硬水で有名です。
以前ベルギーで発見!優秀シャワーフィルターの記事で硬水について少し触れましたが、
定義として、15°F未満が軟水、15~30°Fが中硬水、30°F越が硬水とされています。
ベルギーの大体が15~30°Fですが、0~7°Fの軟水地区、25~40°Fの超硬水地区もあります。

私が住んでいるワロニー地区では、下記サイトで自分の住んでる場所の水の詳細が分かります。https://www.inbw.be/qualite-eau
住所入力をし終えたら表が出てきますが【Dureté totale】の横の数字が硬度です。
他の地区の方向けにサイト発見できませんでした泣。ただ、【Dureté de l’eau en ~】の~の部分に地区名入れて検索すると結構情報出てきます。

硬水ならではの洗濯事情があります。
硬水は泡立ちにくい、汚れが落ちにくいので、水の温度は95度程まで設定できるようになっています。
現地の方に聞いてみたところ大体の方は40~65度で洗っているようです。
また、高温で洗うとその分色落ちしやすくなりますので、白・黒・カラーと、色物ごとに分けて洗濯をしています。
几帳面な方は本当に細かく色分けしています。笑
実に面倒です。二人暮らしの私たちが色分けしてると全く洗濯物も溜まらず洗濯機回せません。笑
今日はめんどくさがりな私でもやっていける方法で、洗濯のあれこれをご説明します。

洗濯機のあれこれ

こちらでは日本のような縦型の洗濯機ではなくすべてドラム式です。
本日は我が家で使っているLGのドラム式洗濯機を例に説明しますが、大体仕組みは似ているので参考になればと思います。

まずメニュー選択、何やらいろいろ書いてありますが全て組み込まれたコースの名前です。
ベルギーの洗濯機はほとんどオランダ語フランス語の二か国語で表記してあります。
この洗濯機のメインはオランダ語、下の細かい文字がフランス語ですね。
左上から順に解読します。

  • Katoen(Coton):コットン
  • Katoen Groot(Coton+):コットン+ コットンよりも設定温度が高く、しっかり洗いたいとき
  • Mix(Mix40℃):その名の通りミックス。お手入れが簡単なお洋服
  • Easy Care(Synthétiques):合成繊維
  • Donsdeken(Couette):羽毛、布団など
  • Hygiene(Hygiène):衛生 靴下とか汚れの強いものなど
  • Extra verzorging(Babycare):赤ちゃんケア 赤ちゃんのお洋服など衛生面を考えた高温の設定
  • Sportkleding(Textiles sport):スポーツウェア
  • Delicaat(Délicat):デリケート お気に入りのお洋服とか傷みやすいもの
  • Vlekverwijdering(Anti-taches):汚れ除去
  • Nachtprogramma(Ultra silence):ナイトプログラム 夜でも回せる静かなモード
  • Snelwas 30(Rapide30):30分で終わる高速モード。電気代が少し高いらしい
  • Downloadprog(programme télécharge):プログラムダウンロード 新たに機能を追加したいとき

以上です。その名の通りな翻訳ですみません。笑

基本設定を上記メニューから選んだ後に、右側の黒い表示画面で自分好みの温度・回転数を設定できます。
日本の洗濯機とは違い、ほとんどのメニューがめちゃくちゃ時間かかります。
時間設定は洋服の重さなどから自動で計算されるので、コットン設定でフルに近い容量だと約3時間ほど。
急いでるときはRapide30を選択しています。

洗濯時に気を付けること

  1. 洗剤は多めに!…硬水のため泡立たないのが原因です。そもそも洗剤の容量目安も日本に比べ元から多く設定されています。
  2. 柔軟剤は必ず使う!…これも硬水のため柔軟剤を使わないと結構バリバリな感触に仕上がってしまいます。
  3. カルゴンを使う!…カルゴンとはカルキ除去用の洗剤です。これを普通洗剤に混ぜて洗濯することにより、洗濯機に詰まる石灰を除去してくれます。
  4. 温度をチェック!…スタート押す前に必ず温度をチェックしましょう。高すぎると色落ちなどの原因になります。

私は大体の場合コットンを選択し、温度20℃・回転数1000回を選択しています。
色分けはせずにまとめて洗濯していますが、この設定で色落ちはしたことありません。
硬水で洗い続けると白い服がだんだん黒ずんで来ることがあるようですが、私は今のところ大丈夫です。
が、怖いのでお気に入りの服なんかは一応別にして洗っています。
(ちなみに私の住む場所は硬度15°F~20°F。心配な方は下記紹介する色別洗剤使ってみると良いかもしれません)

それからカルゴン!こちらに来るまでこんなものがあるとは知りませんでした。
カルゴンにも、洗濯機に洋服と共にそのまま放り込むものや、液体、パウダーがあります。
私は解け残りなどが嫌なので液体を使っていますが、毎回使うと減りが速いし洗剤より高いので経済的じゃないんですよね。
でも使わないと洗濯機の寿命が縮まる~!って最初は思ったんですけど、
地元の人たちに聞いたところ、結構みんな使ってないんですよね。
中には一回も使ったことないけど洗濯機は10年使ってるなんて人もいました。
そしてみんな口をそろえて教えてくれたのがホワイトビネガーです。

ホワイトビネガーの使い方

ホワイトビネガーには嬉しい効果が沢山あるんです♡
まず、一番撃退したいカルキ問題
ホワイトビネガーを洗剤投入口に混ぜるだけで石灰を中和させてくれるんです。
それだけではなく、除菌効果、さらに消臭効果もあるので臭いは全く気になりません。
また、嬉しいことに柔軟剤の効果も同時に果たしてくれ、色落ちした衣類の色を復活させる力もあるホワイトビネガーさん。
なんて優秀な方なんでしょう。
ちなみに、洗濯機以外にもトイレ掃除やその他排水口、シンクの汚れにも対応できます。
日本でも有名な掃除方法ですが、まさか石灰にも効くとは驚きでした。
白物の洗濯も、ホワイトビネガーを洗剤投入口に、
そしてベーキングパウダーを衣類に振りかけ回せばパキッとした白さを実感できます。

ちなみにですが、洗濯用洗剤にパウダーを使うと、石灰がパウダーに付着しより詰まりが速くなってしまう事があるそうなので
液体洗剤をお勧めします。

洗濯用洗剤のあれこれ

ここではこちらで売っている洗剤などについてご紹介します。

①洗剤


英語の部分はオランダ語表記/フランス語表記で書いています。
このようにカラーごとに分かれていて、様々なブランドがあります。
私は普段、色表記なしの普通洗剤を使用しています。
この他にもウール用洗剤やBIOなど自然志向の洗剤も多数あります。

②カルゴン


カルキ除去用洗剤カルゴン。(ポケモンじゃないよ。)
形状別で販売されています。大体20ユーロ前後のお値段。

③ペーパータイプの色落ち防止剤

こちらはペーパー状になっていて、洗濯物と一緒に投入すると色落ちを防止してくれるそうです。
フランス語では「Lingette anti-décoloration」ランジェ アンティ デコラションといいます。
こちらも色別でそれぞれ売っています。特に白用は、カルキによる黒ずみを防止してくれるので良きです。

④柔軟剤

このようにズラーっと並んでます。
柔軟剤は特に日本と変わりないので、お好みの香りを選んでください。

⑤頑固な汚れにスポット洗剤


ワインや醤油など頑固な汚れに直接なじませ、洗濯機で洗います。
白用、カラー用、万能タイプとありますが、万能タイプでは注意書きに
「目立たないところで一度試してからご使用ください」との表記がありましたので
一応試したほうがよさそうですね。

 

以上、一般的に使われている商品をご紹介させていただきました。
国も違えば洗濯方法も違うんですね。
沢山の種類があるので最初は戸惑いますが、この記事が洗剤選びの参考になれば嬉しいです♡