ベルギーの花粉症事情

ベルギーの花粉症事情

Bonjour!

4月に突入し、寒々して日が全く出ない冬が終わり、ようやく春が訪れました♡
最近は雨も降らず晴天が続いています。
気温も20度近く、日中なんかは半袖でも寒くないくらいの気温になりましたね。

このシーズンがずっと続けばいいのに~なんて思うと同時に悩まされる問題が一つ。
そう、花粉症です。

というわけで今日はベルギーでの花粉事情をお話ししたいと思います。

ベルギーの花粉症事情

日本ではスギ花粉やヒノキ、秋になるとブタクサなどが有名ですよね。
私は特にスギ花粉によるアレルギーがひどく、薬を飲んでいないと耳まで聞こえずらくなりしまいには熱が出るほど、、。
結構重度な花粉症に悩まされてきました。。

ベルギーに越してきて1年目の春。
心配はしていたものの、全く花粉症らしき症状がなかったのです!
長年悩まされてきたアレルギーとついにおさらば、、!
なんて素敵な春なんだろう♡、、と思っていたのもつかの間です。

2年目の春、「目が痒い~!」「くしゃみ止まらな~い!」「鼻水~!」、、
続々と花粉症の症状が、、ついに発症しました。笑

そう、こんなことってあるんです。
ここで少し花粉症のメカニズムをご紹介。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりにしても、目のかゆみ、充血、涙にしても、いずれも入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じるアレルギー反応です。
花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体(「IgE抗体」と言います)がつくられます。このIgE抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。
蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こすのです。
去年までは全然大丈夫だったのに急に花粉症になった――。

それは、これまで蓄積されていたIgE抗体が一定量に達してしまったからなのです。

公益社団法人 全日本病院協会より抜粋ー

というわけだったんですね、、。
私の場合1年目に蓄積されてしまったIgE抗体というものが、2年目にして一定量に達してしまったというわけけ。

日本では花粉症シーズンになると様々な花粉グッズが販売され、マスク着用の方々がドバっと増えますね。
こちらではどうなのでしょう?

それが、マスクつけてる人なんてほぼいません。全く見たことがない。笑
でも結構いるんですよ、花粉症の人たち。
というのもこちらではマスクをつけると、「何のウィルスを持ってるんだ?!」といった感じの目で見られてしまうのです。
多少の風邪なんかでもマスクはつけません。
私からしたらとっても迷惑な文化です。笑
こんな感じなのでもちろん、日本のような花粉便利グッズは売っていません。

ベルギーでの花粉の種類

さて、そんなベルギーではいったい何の花粉が有名なのでしょう。

季節ごとに代表的な花粉をまとめてみたいと思います。

1月~3月前半頃 ヘーゼルナッツ花粉(フランス語:Noisetier)

ヘーゼルナッツ花粉って響きがなんかおしゃれですけど。笑
これよく街中で見かけますね、冬の終わりに近づくとこの毛虫みたいなのが道に転げ落ちています。

1月~3月中旬頃 ハンノキ属(フランス語:Aulne)

3月~5月頃 カバノキ属(フランス語:Bouleau)

ベルギーで花粉症と言えばこれって感じの代表格。
日本でも北海道を中心に白樺花粉てありますね。

3月~5月頃 トネリコ属(フランス語:Frêne)

4月~10月頃 カモガヤなどのイネ科(フランス語:graminé )

これだけは勘弁してほしい、、
なんといっても期間が長すぎますし、ちょっと都心から離れればいたるところに生えまくっている雑草にまざっていたり。。

ざっと上げるとこんなところでしょうか、、。
中でもカバノキ属(白樺)やカモガヤなどの花粉アレルギーを持つ人が多いそうです。
私は病院などでアレルギーチェックしていないのでわかりませんが、時期的に恐らく白樺かトネリコ属。
また、白樺花粉は果物過敏症を併発し、リンゴ、サクランボ、キウイ、梨、桃、イチゴ、メロン、プラム、柿
などを食べると口の中が痒くなったり、重症になると吐いたりすることがあるといわれていますので注意が必要ですね。

基本的な症状はどの花粉も似たようなもので、鼻水、咳、くしゃみ、目の痒み、肌荒れなどです。

ベルギーの病院でできる花粉症対策

ベルギーでも日本と同様、病院へ行けば花粉症のワクチンを接種することができます。
一つはステロイド注射
これは1回目で花粉の症状が良くなったという人もいますし、効果は良いようですが、月経に異常がでたりすることもあるようで、
これから妊娠を考えている方等、リスクを伴うので若い女性方はできない場合がほとんど。

二つ目はアレルゲン免疫療法といって、対象のアレルゲン物質のエキスを体内に注入することによって正常な免疫機能に戻そうという治療法です。
これは基本的には誰でもできますが、最初の3か月は毎週、その後毎月の通院が必要になります。
それを3年間程続けて完了する治療法なのでかなり根気が必要。
通院が難しい方は、錠剤での処方もあるそうです。それも同じく長期間、続ける必要があります。

という訳で両方、私には難しいと判断したため、普通の薬で対応しています。

ベルギーで買える花粉症の薬

Levocetirizine EG(レボセチリジン塩酸)

現在私が使っている飲み薬です。
薬局に行って花粉症なんですけど~っていうとこれ出てくるところ多し。
値段は9€弱で40日分。安い。
日本ではレボセチリジン塩酸の薬だとザイザルっていうのをよく皮膚科で処方されていましたので、特に副作用もなかったし購入。
こちらの薬にしてはは珍しく錠剤が小さくて飲みやすいです。
これ一粒を毎晩寝る前に飲むといった感じなんですが、私的には効果大、翌日からくしゃみや鼻水、目の痒みもかなり軽減されました。
しかし、結構眠くなります。
まあ寝る前に飲むので良いんですけど、日本で飲んでた薬に比べるとちょっと強いのかなあという感じもします。
飲んだことがないので紹介はしませんが、薬局には他にも日本で売っているアレグラと同じような商品などもあります。

Avamys (アヴァミス)

これは鼻にシュッシュするやつです。
お値段は6~7€程度。
病院でもよく処方していますね。
もちろん処方箋なしでも薬局で購入することができます。
結構スッキリしますので使っている方も多いのですが、この薬によってアレルギー反応を起こしてしまう方もまれに要るそうなので、心配な方は必ず医師の処方の元、使用されることをお勧めします。

Noviral anti Allergie spray(ノヴェラル アンチアレルジースプレイ)

オーガニック商品ですので薬ではありません。
お値段は8€弱。
植物由来の成分でできており、鼻にシュッとスプレーすると花粉などの付着を防いでくれるというもの。
ミントが少し入っていてスッキリします。
強いお薬が苦手な方にお勧めです。
私は花粉の時以外でも鼻詰まりの時なんかにたまに使ったりします。

A.Vogel Pollinosan Rhume Des Foins Collyre Yeux Rouges Et Irritées 10ml
(ア.ヴォジェル ポリノゾン ヒュームデフォワン)

こちらも目にやさしいカモミールエキスやヒアルロン酸などが配合されてできているナチュラル製品。
花粉から守る効果、赤身や痒みを鎮静する効果があります。
お値段は9€弱。
目に染みることもなく、私的に使用感がとてもよかったのでご紹介します。
ただ、飲み薬なしで、これのみでかゆみを抑えるのは難しいかも。私は薬服用プラスアルファでこの目薬を使用しています。
強い刺激が苦手な方にお勧めです。

 

いかがでしたでしょうか?
上記紹介させて頂いた薬は私が使用している薬なので、もちろん、病院に行けばもう少し強めの薬などもあります。
それぞれ体質も違いますし合う合わないがあると思いますのであくまで参考程度に。

花粉症の方にとっては辛い時期でもありますが、春という過ごしやすい気候を満喫できるよう自分に合ったアイテムを手に入れましょう!